子どもの頃から料理やお菓子をつくることが好きだった権藤さん。学生時代はソフトボールに熱中し、高校卒業後の進路を考えたとき家族のアドバイスもあってパティシエになることを決めた。ナカムラを卒業後は宗像市の有名店「スイーツアトリエCocoro」に就職し、約10年間の修業期間を過ごす。「オーナーシェフの諸藤さんのお菓子に向ける情熱やお客様に喜んでもらいたいという思いに感銘を受けました。こんなお店をつくりたいと思い、全てを吸収しようという思いで10年間働かせていただきました」。めざしたのは、師匠のような地域に愛される店づくり。お客様との距離が近く、気軽に来店しやすい店でありたいと、お客様のさまざまなニーズに応え、すてきな笑顔で仕事に励んでいる。