幅広い世代が暮らす地域で提供したいと考えたのは、旬のフルーツをふんだんに味わえるケーキ。冬はイチゴ、夏はメロンというように、南国から収穫がはじまる産地の旬を北海道まで追いかけて、その季節にいちばん美味しい旬の素材を仕入れることにこだわっているという。「一般の店では約8割が定番商品ですが、ウチの場合は約8割が季節商品なんですよ」と廣田さん。素材の鮮度にもこだわり、養鶏場から直送される味が濃くとびきり新鮮な卵やジャージー牛乳を使用。味の印象を決める生クリームは、九州産の純生に厳選している。お菓子の特性に合わせて４種類の小麦粉を使い分ける廣田シェフが修業時代に腕を磨いたマカロンも必食！