“パティシエ”という言葉が世の中で知られていない頃から、美しく彩り鮮やかな“アシェットデセール”に魅了された大塚さんが修業を積んだのは、フランスとドイツの文化が混ざり合い、奥深い食文化を持つアルザス地方に根ざす「パティスリー ジャック」。その看板を日本で掲げることを許された大塚さんが守り伝えるのは、「いい材料でしか、いいお菓子は生まれない」というジャックの信念だ。世界中のシェフがめざす“ルレ・デセール協会”の数少ないメンバーとして所属。福岡の地でフランスの食文化を独創的な感性で伝える店には、同氏が得意とする香りと食感を楽しめる、まるで宝石のようなケーキが並んでいる。福岡が誇る名店の味がここに。