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ぱん屋 るぱん

小さな子どもたちからお年寄りの方まで安心して食べられる創作パンがずらり。ほっこり温かい接客が癒しの“愛されパン屋さん”。

東区 パン
  • #パン
  • #女性シェフ
石田 梨紗

平成22(2010)年卒業/製菓技術科(2年)

石田 梨紗 氏店主

お菓子やパンをつくる事が好きな母の影響を受けるとともに、子どもの頃に観たアニメ映画に出てくるパン屋さんのような店を開きたいとナカムラへ。卒業後は、株式会社さかえ屋に入社。洋菓子製造を経て「メゾン・ド・フレ 上津役店」で洋菓子チーフを務めた後、「柏の森店」に併設された石釜パン工房「森ん子」でパンづくりに携わる。退職後の翌年、2016年1月に同じくパン職人のご主人と「ぱん屋 るぱん」をオープン。

――パン職人をめざしたきっかけを教えてください。
小さな頃から母と一緒にパンやお菓子づくりをするのが好きでした。自分の手づくりしたものを家族が嬉しそうに食べてくれることに喜びを感じ、将来は人に喜びを与えられる仕事がしたいと思うようになりました。また、有名なアニメ映画監督の作品を観て、将来はこんな素敵なパン屋を開きたいと夢を描いていました。
 
――映画に出てきたのと同じパンが窓に飾られていますね!
はい。夢を叶えることができてとても嬉しく感じています。
 
――ご主人と2人でどんなお店づくりをめざしていますか?
小さな子どもさんからお年寄りの方まで安心して食べられるパンを買いやすい価格で提供できたらと考えています。材料もなるべく自然のものにこだわり、手づくりできるものは自分たちの手ですべて作ろうというのが基本的な考えにありますね。また、お客様のニーズはさまざまなのでいろいろな種類のパンを少しずつ焼いて出すようにしています。
             
――少しずつたくさんの種類が置かれていますが、店側としては大変ですよね。
手間はかかりますが、お客様に悩んでいただけることも私たちの楽しみなんですよ。お客様のリクエストを取り入れながら、創作パンで旬のものを扱うなど、私たち自身もパンづくりを楽しんでいます。お客様が来店される度に新しいパンが増えているのが理想ですね。

――新しいパンはどのようにして生まれるのでしょうか。
新作を開発する時は、主人と試食しながら意見を出し合うことが多いですね。日常生活の中で見つけた素材の組み合わせなど、面白いと思うものに常にアンテナを張っています。
 
――原材料にもこだわりがあるそうですね。
例えば、食パンの油脂はバターのみ。カスタードには身体に優しいキビ砂糖を使用したり、卵も近くの養鶏場から新鮮なものを仕入れるなど、できる限り自然のものを多く取り入れるようにしています。
 
――パティシエの経験もある石田さんだからこそ心得ていることはありますか?
洋菓子の繊細な部分や飾りつけも好きですし、意外とパンづくりと共通するところも多くあるんですよ。お客様にご提供するからには、丁寧に愛情を込めてつくらなければ良いものはできないだろうという想いを常に大切にしています。
 
――これからの夢や目標についても教えてください。
末永く地域の皆さまから愛されるパン屋になりたいと思っています。有名でなくても地元に密着して、定着して、愛される店でありたいですし、近くに住んでいる若いお母さんや小さな子どもたちが常連さんとして顔を出していただけるのも嬉しく感じています。これからも一人ひとりのお客様と向き合い、出会いを大切にしながら、お買い物を楽しんでいただけるよう精一杯努めたいと思っています。
 
——ありがとうございました。

 

専門学校は1年、2年という短い期間だからこそ、先生方の教えをしっかり学んでくださいね。時間制限のあるテストでも作業効率を学ぶことができますし、グループで話し合い、試行錯誤しながら成果を出せたことが、卒業後にしっかり生きてくるので基本を大事に身につけて欲しいと思います。

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