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Seigou610

自然豊かな福岡県 朝倉出身のシェフによる、朝倉の食材を活かしたコースを提案。木をふんだんに使った空間、小石原やうきはの器などを使用し、朝倉の空気感を表現する。ランチもディナーもコースのみ。できるだけ直接朝倉に足を運び、旬の食材を仕入れ、コースを組み立てる。

中央区 イタリアン・フレンチ

平均予算:ランチ6600円、ディナー11000円

  • #フレンチ
  • #ランチ
  • #個室
  • #コース
武藤 聖郷

平成18(2006)年/調理師科2年コース

武藤 聖郷 氏オーナーシェフ

1985年福岡県朝倉市生まれ。栄養士の母の影響で子どもの頃から自然と料理に興味を持つ。ナカムラを卒業後は、神戸北野ホテルに就職。6年ほど務めた後、東京・広尾の「レストランマノワ」に移り、シェフを務める。31歳のときに福岡に戻り、「ナカラボ」や「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」を経て、2020年7月、「Seigou 610」をオープンさせた。

 

−武藤さんが料理人を志したきっかけは?
母が栄養士だったこともあり、その影響が大きかったと思います。家でもいろいろ作ってくれて、自ずと料理人を志すようになりました。

−ナカムラを選んだ理由は?
福岡ではいちばん大きな学校でしたし、経験豊富な先生も多く、設備も整っていました。オープンキャンパスにも行きましたが、清潔感があってここで学びたいなと思いましたね。

−当時のことで記憶に残っていることは?
とにかく定期試験に落ちて、再試ばかり受けていました(笑)。また、私が学んだ調理の学科以外にも製菓やブライダル、ホテルなどの学科もあって、さまざまな夢を持つ仲間と出会えたことも刺激になりました。学園祭(中村祭)などの行事も楽しかったし、調理実習で作った料理を食べるのも美味しかったし、とにかくいい思い出しかありません。

−卒業後のキャリアを教えてください。
神戸北野ホテルへ就職しました。2年生のときの現場実習で行かせていただいたのですが、シェフや先輩方がとにかくかっこよかったんです。当時、神戸北野ホテルはあまり新卒の専門学校卒業生を多く採用していないと聞いていましたが、シェフに直接電話して就職させていただきました。その後、東京か海外で迷いましたが、東京でパンとパティシエを学び、その後、東京・広尾の「レストランマノア」のシェフに就任。「マノア」はジビエが得意でしたので、ジビエの魅力に気づきましたね。

−その後、福岡に戻ってきたのですか?
はい。31歳のときに戻ってきて、「ナカラボ」のシェフに就任しました。福岡に戻ってくるまで気づいていなかったのですが、地元・福岡県 朝倉の食材が美味しくて。自分の料理のスタイルが“朝倉”寄りになっていきましたね。「ナカラボ」を退職し、「La Maison de la Nature Goh」でキャリアを積ませていただきながら、独立の準備を進めていきました。
パティシエ兼サービスの植原夏織さん(2018年卒)

−−「Seigou610」のコンセプトは?
自然豊かな朝倉の食材を活かした“朝倉フレンチ”です。福岡には美味しいお店がたくさんありますので、私のお店を目指してきていただく価値のあるお店にしたいと考えました。コンセプトがはっきりすればするほど、目指して来ていただけると考え、“朝倉”を目指して来ていただこうと思いました。

−−今後の夢を教えてください。
朝倉にラボを作りたいと思っています。朝倉は水が美味しいところ。山菜も朝倉の水で処理すると全然味が違います。同級生やそのご家族などが野菜づくりに携わっているので、それらの野菜をそのラボで処理できるといいなと思っています。

 

飲食業界はさまざまな職種の人たちと出会うことができます。料理はもちろん、パティシエやソムリエなど、さまざまな人と繋がりますし、そこからチャンスが広がっていきます。とても楽しい世界ですよ。

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