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Pain TOOZ(パン トーズ)

閑静な住宅街に佇むこぢんまりとしたベーカリー。店主の三島寿一さんはナカムラを卒業後、ヒルトン福岡シーホークに就職。7年ほど研鑽を重ね、 painnest (小郡市)を経て独立。「子どもに好かれるパン」をコンセプトに、日常的に食べられるパンを提案する。

西区 パン

平均予算:500円

  • #西区
  • #パン
三島 寿一

平成20(2008)年/製菓技術科(2年)

三島 寿一 氏オーナーシェフ

19XX年生まれ、福岡県福岡市出身。親戚にパンやケーキの職人をしていたことから、自然と手に職をつけようと考えるようになった。ナカムラ卒業後はヒルトン福岡シーホークに就職。7年間研鑽を重ね、「pain nest」(小郡市)を経て独立。

 

三島さんがパン職人を志したきっかけは?
父方の叔父がパン職人を、母方の叔父がパティスリーをしていました。パンの方に進むことは、ナカムラに入学してから決めましたが、製菓技術科はそのどちらも学ぶことができたんです。学んでいくうちに、パンは作るというよりも育てるものと感じ、育てる方が楽しいと感じ、パンの方に進むことにしました。

―ナカムラを選んだ理由は?

高校の先生からナカムラを薦められました。高校からもナカムラに進学した先輩もいて、身近な存在でもありました。

―学生時代の思い出は?
とにかくみんな仲良しで、みんなでモノづくりをすることが楽しかったですね。学校に行くのが楽しくて皆勤賞だったんですよ。

―卒業後のキャリアを教えてください。
ヒルトン福岡シーホークに就職し、7年間を過ごしました。30歳で独立したいと考えていたので、あと1、2店舗で経験を積もうと、「パンネスト」(小郡市)に移り、さらに2年間経験を積みました。

―このお店はご実家ですか?
はい。実家です。実家を改装すれば家賃がかかりませんが、通りすがりのお客様はほとんど来ません。一方、街なかの商店街は家賃がかかるけど、人通りもあります。別のところにいい物件を見つけたこともあったのですが、自宅から店舗までの移動の時間がもったいなくて、売上は下がってもいいから固定費を抑えられる実家を選びました。

―どんなパンを作っていきたいですか?
子どもに好かれるパンを作っていきたいと思っています。この界隈はファミリーがたくさん住んでいて、時々、子どもさんだけで買いに来てくれるんですよ。それがとても嬉しくて。トマトソースやカレー、クリームなどは全て手づくり、子どもさんから年配の方まで、安心して食べていただくことができます。

―今後の展望を教えてください。
地味めの商品が多いので、フルーツを使うなど、華やかな商品も作っていきたいと思っています。それでも、子どもが食べられるようなものであることを意識していますね。

―ありがとうございました。

 

しっかりとした最終的な目標を持つことが大切だと思います。目標が定まれば、その目標に向かってどう動くかが見えてきます。私自身は30歳で独立するという目標を掲げ、そこに向かって進んできました。目標に向かって頑張ってください。

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