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中華菜 髙福(こうふく)

店主・髙鍋彰さんは、ホテルやレストランで中華のシェフとして研鑽を重ね、2016年4月にこの店をオープンさせた。料理はもちろん、球磨焼酎や粕取焼酎などのお酒にも造詣が深く、中華✕焼酎の世界を存分に楽しませてくれる。

早良区 中国料理・アジアン

平均予算:4,000〜5,000円

  • #西新
  • #中華料理
  • #中国料理
  • #球磨焼酎
  • #粕取焼酎
髙鍋 彰

平成9(1997)年/調理師科2年コース

髙鍋 彰 氏オーナーシェフ

1976年、福岡県飯塚市生まれ。地元の高校を卒業後、ナカムラへ進学。在学中に中華に進もうと決意し、卒業後はホテル日航福岡に入社し、中国料理「鴻臚」に配属となる。その後、さまざまなジャンルや業態の店舗で経験を重ね、2012年に立ち飲みの中華料理店をオープン。2016年には改装を行ない、「中華菜 髙福」としてスタートを切った。

 

――料理人を志したきっかけを教えてください。
親戚が多く、お盆やお正月などのときはいつも大宴会。さまざまな地域から帰省してくるので、いろんな地域の料理を食べていました。高校卒業後の進路を考えたとき、手に職をつけようと調理師になろうと考えました。
 
――ナカムラを選んだ理由は?
高校の先生から薦められました。飯塚は北九州よりも福岡の方が通いやすく、アルバイト先の寮に入るまでは実家から通っていました。
 
――学生時代で印象に残っていることを教えてください。
テレビ番組「料理の鉄人」などに出演していた有名な方が特別講師として来られていて、そのような方々から直接講義を受けられたことはとても嬉しかったですね。当時、フランス料理の坂井宏行シェフや和食の道場六三郎さん、中華料理の陳建一さんなどが来られていました。
 
――中華料理を選んだ理由を教えてください。
私は左利きでしたので、和食に進むなら右利きに矯正しないといけないと言われました。洋食や中華は利き手は関係ありません。入学した頃は盛り付けが美しい洋食を希望していましたが、現場実習でイタリアンと中華に行ったところ、1つの鍋で全て仕上げられる中華の方が自分の性格に向いていると感じ、中華の世界をめざすことにしました。
 



――卒業後の進路を教えてください?
ホテル日航福岡に就職し、当時、博多大丸エルガーラに支店があった「鴻臚(こうろ)」に配属になりました。途中で一度退職したものの、トータルで7、8年は「鴻臚」で学ばせていただきました。その後、アジア料理やカフェレストランを経て、藤崎の中華料理店で5、6年ほど働きました。ちょうどその頃、現在の「髙福」の場所にあった年配のご夫婦が営まれていた立ち飲みの店に通っていて、その店を譲り受け36歳のときに立ち飲みのスタイルで開業。その4年後に改装し、2016年4月、店名も新たに「髙福」としてスタートを切りました。
 
――『髙福』はどのようなお店ですか?
料理に関しては、エビチリや青椒肉絲といった中華の王道的なメニューを外し、現地ではメジャーではあるけれど日本ではあまり見かけない広東料理や台湾料理をベースに構成しています。一方、お酒に関しては中華料理店らしからぬオリジナルのラインアップ。球磨焼酎や粕取焼酎をメインに、蔵元さんが本当に推したい銘柄を中心に提案させていただいています。また、点心も全て自分で作っていて、アレルギーの方や子どもさんたちが食べられるようなアレンジも可能です。ご家族でお越しいただくもよし、お酒をメインに楽しんでいただくもよし。さまざまなシーンでご利用いただけると嬉しいですね。
 
——ありがとうございました。


 

20代のときにどれだけ技術を学べるかが勝負です。たとえ厳しい環境であったとしても、学べる環境に進んだ方がその後の道が拓けるのではないでしょうか。若い時は少々ハードな環境に身を置き基礎を積み重ねた方が、後々の苦労は軽減すると思います。頑張ってください!

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