店主自ら生産者を訪ね歩き見つけ出した九州各地の食材。その持ち味を存分に活かす“九州割烹”を提案する。「ミシュランガイド熊本・大分 2018 特別版」では一つ星を獲得。
平均予算:15,000〜20,000円
全国屈指のハモの好漁場・豊前海で水揚げされた鱧を使用。夏から秋にかけて美味しさが増すという鱧の旨みを活かし、じゅんさいや渡り蟹などを添えて仕上げる。「その時期のいいものを、美味しく食べてほしい」という荒井さんの思いが体現された一品だ。昭和40年代に制作された江戸切子の器も美しい。
6月初旬、アユ漁が解禁された時期から7月の終わり頃まで登場するのが、中津市内を流れる山国川でとれた天然の鮎。仕上げに笹の葉で燻されており、その香りが食欲をそそる。