東京やフランスの名だたるホテルで経験を積み、福岡を代表する名門ホテルで腕を振るった喜田さんが独立の地に選んだのは、豊かな自然を身近に感じる糟屋郡須恵町。ケーキを日常のデザートにして欲しいという想いからパティシエの道を歩んだ喜田さんがめざすのは、まわりの人を幸せにするケーキづくりだ。地産地消や材料の質にこだわりながらも求めやすい価格帯で提供している。「店名のアンサンブルには、共同や共栄という意味が込められています。お客様はもちろん、スタッフと一緒に、業者さんや地域の方々と一緒に盛り上がっていけたらと思いますね」と話す喜田さんの今後に注目したい。