母や祖母が料理上手で、自然と料理の世界に興味を持った三浦さん。飾り切りの美しさにハマり、和食の世界を志すようになる。卒業後は「ホテル・ニッコー・デュッセルドルフ」へ。当時は和食ブームもあり、海外でどのように和食が楽しまれているのかを見てみたかったそう。「渡独する前は、和食＝寿司・天ぷらのイメージでしたが、鉄板焼が和食と言われていたことに驚きました」と、三浦さんは当時を振り返る。鉄板焼き部門に配属され、ゲストの前で焼き会話をすることの楽しさを知った。そのときの経験から、鉄板焼きメインのスタイルにしようと、2015年9月にこの店をオープン。「佐賀牛＝高いというイメージがありますが、気軽に食べてほしくて」と、オープン以来、コースの価格も内容も変えていない。