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Taverna Tiberina(タヴェルナ ティベリーナ)

店名の由来はシェフがイタリアに渡り、初めて修業したトラットリアがあるティベリーナ島から。そのトラットリアの店主の紹介でさまざまなリストランテで修業した園田和也シェフが、2019年12月に福岡に開業。ローマ料理を中心に伝統的なイタリア料理を提案している。

中央区 イタリアン・フレンチ

平均予算:ランチ2000円〜、ディナー7000円〜

  • #イタリアン
  • #ランチ
園田和也

平成22(2010)年/調理師科2年コース

園田和也 氏オーナーシェフ

1989年、佐賀県唐津市生まれ。高校時代は食品学科で製菓に興味を持ち、料理か製菓の道に進もうとナカムラへ。和食に興味を持ったものの、在学中に調理技術コンクール(グルメンピック)洋食部門の全国大会に出場。洋食の先生との繋がりも生まれ、洋食の道に進むことを決意する。卒業後は佐賀のホテルマリターレ創世に入社。その後、「カサーレ」(西新)をはじめ福岡市内のレストランを経て渡伊。ローマの老舗トラットリアやパドヴァ、ピエモンテの星付きレストランなどで修業を重ね、帰国後の2019年12月にこの店を開いた。

 

園田シェフが料理人を志したきっかけは何でしたか?
モノづくりが好きで、高校は食品学科に進学。製菓に興味を持ち、料理か製菓を学びたいと、ナカムラに入学しました。

 

ナカムラに決めた理由は?
高校の卒業生が多く進学していましたし、設備も整っていて先生方も親切でした。当初は洋食を学びたいと入ったのですが、和食の実習で作った料理が美味しくて。和食もいいなと思っていたときに、洋食で調理技術コンクール(通称グルメピック)に出場し全国大会まで進んだので、そのまま洋食の道へ。今でも先生方とはつながっていて、学校からも近いのでちょくちょく来てくださいます。「シェフ」と呼ばれるのがくすぐったく感じますね。

卒業後のキャリアを教えてください。
佐賀のホテルマリターレ創世に就職しました。そのホテルがイタリア料理だったので、そのままイタリア料理に進むことになりました。その後、「カサーレ」など福岡市内のレストランを経てイタリアへ。それまで一度もイタリアに行ったことがなかったので、本場のイタリア料理を学んでみたいという思いもありました。フィレンツェやローマの老舗トラットリア、 パドヴァ、ピエモンテの星付きレストランを渡り歩き、帰国しました。

――『タヴェルナ ティベリーナ』はどのようなお店ですか?

イタリアで学んだ料理をそのままご提供しています。味もボリュームも、そのままですね。店名はローマに流れるテヴェレ川に浮かぶティベリーナ島から。その小さな島にある一軒のトラットリアこそが、私がイタリアで最初に働いたお店でした。

――メニューの種類が多いように感じますが…。

仕入れ次第でメニューを変えていきます。常連さんが増えてきたこともあり、同じ料理ばかり出してはいられなくなりました。また、料理名しかメニューには載せていませんが、これも会話を生むための工夫です。「どんな料理ですか?」「どんな素材を使っていますか?」と声をかけていただけたら嬉しいですね。

――どのようなお店にしていきたいですか?
回転するお店ではなくて、一人ひとりのお客様の満足を追求していきたいと思っています。美味しいワインと料理があって、あとはみんなで楽しくワイワイ過ごせるお店でありたいです。

――ありがとうございました。

 

今の若い子たちは、自分たちの頃よりも真面目でおとなしいと感じます。大切なのは「挨拶」と「返事」。そして、どんなことにも興味を持つこと。海外ではコミュニケーションを取らないと仕事をもらうことができませんからね。頑張ってください。

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