店舗紹介 Locations

エヌプラス > 店舗紹介 > sweets style vision(スイーツスタイルビジョン) > インタビュー

sweets style vision(スイーツスタイルビジョン)

フルーツの里としても有名な、豊かな自然に恵まれた福岡県 朝倉市にあるパティスリー。カフェを併設しており、ランチなども提供している。福岡でいち早く缶パフェをスタート。店内には広々としたキッズスペースもあり、フリーマーケットなどのイベントも開催。子どもから年配の方までさまざまに楽しめる。

九州 スイーツ・カフェ パン

平均予算:2000円

  • #朝倉
  • #スイーツ
  • #ランチ
  • #カフェ
  • #缶パフェ
三浦 英樹

平成11(1999)年/製菓技術科(2年)

三浦 英樹 氏シェフパティシエ

1979年生まれ、鹿児島県出身。高校生まではスポーツひと筋だったが、サッカー選手になることを諦めて、製菓の世界へ進むことを決める。ナカムラ卒業後は、株式会社 九十九島グループ(赤い風船)、博多全日空ホテル(現・ANAクラウンプラザホテル福岡)を経て、福岡山の上ホテル(現・アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ)のペストリーシェフとして研鑽を重ね、並行して各種コンクールの審査員や講習会などの講師を勤める。2013年、ハウステンボスホテルのシェフ・パティシエに就任。お土産の開発やイベント、プロ向けの講習会など、幅広い業務を担当する。2021年9月、「sweets style vision」をオープン。

 

――三浦さんがパティシエを志したきっかけは?
お菓子って、人を幸せにするものだと思いませんか?お菓子を食べるとき、人は笑顔になります。子どもの頃、母がよくティラミスを作ってくれていたのですが、それがすごく美味しくて。そこからパティシエになりたいと思うようになりました。

――ナカムラを選んだ理由は?
当時、九州で製菓を学べる学校はナカムラしかありませんでした。その頃のナカムラの製菓は倍率が高くて志の高い人が多かったんです。たくさんの刺激がもらえると考え、ナカムラを選びました。

――学生時代の出来事で、記憶に残っていることはありますか?
お恥ずかしい話ですが、現場実習を途中で挫折したことしか覚えていません。1年の夏も2年のときも同じお店に行ってて、就職もそこで決まり!と思っていたときに、やらかしてしまって。その後、別のお店に就職したのですが、その後、業者の方を通じて「就職できて、オーナーが安心していたよ」と耳にして、その数年後、直接お会いしたことを覚えています。

――卒業後のキャリアを教えてください。
卒業後は九十九島エスケイファーム(赤い風船)に就職し、その後は博多全日空ホテル(現・ANAクラウンプラザホテル福岡)に6年間働きました。博多全日空ホテルでは、九州中のパティシエが師匠と呼ぶ方と出会い、多くのことを学ばせていただきましたね。ペストリー部門の2番手となり、注目の若手パティシエとしてテレビや雑誌に出演したりもしたものです。また、洋菓子協会の審査員をしたり、メルパルクホテルグループの監修をしたり。さまざまな経験を重ね、2013年、ハウステンボスにあるホテルのシェフ・パティシエに就任。商品開発やイベント、チョコレートをテーマにした「ショコラ伯爵の館」を建てていただくなど、充実した日々を過ごさせていただきました。そして、2021年9月、朝倉の地に「sweets style vision」をオープンさせました。

三浦さんが開発した缶パフェ
――「sweets style vision」はどのようなお店ですか?

小さなテーマパークをイメージしています。店内や駐車場が広いので、フラダンスのイベントをしたり、朝倉に来たことのないキッチンカーを呼んだり、フリーマーケットをしたり。朝倉に人を呼びたいですし、地元の方にも「朝倉にこんなお店ができたんだ」と喜んでほしいと思っています。また、キッズスペースなども設けていて、子どもたちの遊び場としても活用してほしいですね。スイーツの販売のみならず、焼き菓子やパンの販売やランチなども行なっています。また、イベントへの出店やコンサルタントなど、これまでの経験を活かした仕事もしています。ここはお店であり、ラボでもあるんですよ。

――今後はどのような活動をしていきたいですか?
朝倉の地で、朝倉に根ざしたお店をしていきたいと思っています。いろいろアイデアもありますし、朝倉の人たちが地元で楽しめるお店にしていきたいですね。

――ありがとうございました。

 

学生時代に大事にしてもらいたいことは、一生懸命勉強して一生懸命遊ぶということです。疲れているからこそ遊んでほしい。そして、卒業後もし悩むことがあれば学生時代に一緒に学んだ人たちに相談して、最後は自分で決めることが大切です。洋服と一緒で、一度手にしたものはいろいろ試して着こなしてほしいですね。ナカムラの創立者である中村ハル先生の「努力の上には花が咲く」を忘れずに頑張ってください。

pagetop